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日焼け後の美白ケアは必須!色白に戻す方法やおすすめ商品

美白の天敵、日焼け。
「日焼け止めをうっかり塗り忘れた…。」「汗で日焼け止めが流れて、塗り直しできなかった…。」など、日焼け止めだけで日差しから完全に肌を守ることはなかなか難しいですよね。
美白を目指すなら、日焼け止めをこまめに塗り直すだけではなく、日焼け後のケアがとても大切です。
日焼けをした後でも、きちんとケアをすれば美白を取り戻すことができるのです。
肌のメカニズムを理解して、アフターケアをしっかり行いましょう。
この記事では、日焼け後の肌のメカニズムやアフターケアの方法、オススメ美白化粧品について解説します。

日焼け後の肌のメカニズム

紫外線を浴びると、シミやくすみの元になるメラニン色素が生成されます。
また日焼け後は、通常よりも熱をもった状態に。
熱のこもった肌は、シミやくすみを引き起こすだけではなく、ハリや弾力が失われるなど様々な肌トラブルの原因になります。

日焼け跡が戻るまでにかかる時間

肌のターンオーバーが正常に行われれば、約6週間(45日)で元の肌に戻すことが可能です。
肌は4つの層からできており、一番下の層から新しい細胞が時間をかけて押し上げられます。
それによって古くなった角質層が垢や角質となって剥がれ落ち、新しい肌へと生まれ変わるのです。

紫外線ケアの必要性

ターンオーバーを正常に機能させるためには、紫外線ケアが必要不可欠です。
紫外線による肌への刺激は、肌を乾燥させるだけでなく、色素沈着によってシミやくすみの原因になります。
代謝が活発な10代、20代のターンオーバーが正常に行われている肌であれば、特別な手入れをせずとも日焼け前の状態に戻すことは可能です。
しかし、年々肌機能は衰えてしまうもの。
20代の頃と同じスキンケアを続けることや、まして日焼けをそのまま放置することによって、肌は元に戻るどころか老化してしまいます。
また、紫外線エネルギーは細胞の遺伝子に傷をつけやすく、これによって発がんが促される可能性もあります。
10年後も美しい肌を保つために、健康のために、紫外線ケアはしっかりと行いましょう。
【出典】皮膚がんのおはなし

日焼け後にすべきこと

まずはしっかりと冷やしましょう!
紫外線を浴びた肌は、軽度のやけどと同じ状態になっています。
少しでも赤みやヒリつきを感じたら、炎症が起きているサインです。
化粧水などで保湿することももちろん必要なケアですが、まずは熱がひくまでクールダウンしましょう。

日焼けによる肌のほてりをとるために、以下の方法を試しましょう。

  • 氷水に浸け、よく絞ったタオルで冷やす
  • 保冷剤を薄手のタオルにくるみ、冷やす

これなら自宅で簡単にクールダウンできますよね。
日焼け後すぐのケアが早ければ早いほど、肌へのダメージは軽減されます。
日焼けした肌をしっかり冷やして炎症を抑えることで、その後の美白ケアをより効果的に進めることができますよ。

日焼け後のアフターケアの注意点

日焼け後の美白ケアは一歩間違えれば、治りを遅くしてしまう可能性があります。
「早く元の肌に直したい!」
そんな時こそ、以下の注意点に気をつけて、アフターケアを行なっていきましょう。

日焼け直後の美白ケアはNG

「とりあえず、美白化粧品で日焼けをなかったことに…!」なんて考えている方は多いのではないでしょうか。
実はこれは間違ったアフターケア。
美白ケア化粧品は刺激が強いものが多いので、紫外線でダメージを受けた肌にすぐ使用するのは危険です。
日焼け直後はまずしっかりと冷やし、肌の水分補給を徹底することがとても大切です!
その後、赤みやほてりがひいたのを確認してから、美白ケア化粧品を使用するようにしましょう。

まずは乾燥対策をする

毎日紫外線ダメージを受けつづけることで、肌から水分が蒸発し、脱水状態になっています。
保湿によってターンオーバーも正常に機能するため、しっかり冷やした後はたっぷりの化粧水で保湿を徹底しましょう。

美白化粧品の成分を知る

紫外線のダメージは目に見え無い部分に蓄積していきます。
肌の赤みがひき、日焼け跡が落ち着いたら、美白化粧品でシミやくすみの元へアプローチしましょう。
美白化粧品に含まれている成分によって、効果や使用の注意点が異なるため、成分についての知識を持っておくのは大切なことです。
ビタミンCやハイドロキノンが含まれている美白化粧品を使用する場合、スキンケアは必ず夜に行うよう注意しましょう。
なぜならビタミンCやハイドロキノンは、紫外線によって劣化しやすく、かえって肌を刺激してしまいます。
シミを濃くしてしまうこともあるので、これらの成分を含む美白化粧品を使用する際、美白ケアは外出する朝ではなく夜に行う方が効果的です。
使用前にどんな成分が含まれているのか説明書をよく読んで効果的にケアを行いましょう!

 

美白化粧品に含まれる主な成分としては、以下のものがあります。

【関連】美白に効果的な成分一覧|美白成分を含むオススメ商品も紹介!

アルブチン

メラニンを作るチロナーゼに直接作用することで、過剰なメラニンの生成を抑制してくれます。
シミやソバカスができるのを防ぐ効果があります。

トラネキサム酸

メラノサイト(メラニンを産生する細胞)の活性化を抑制し、肌荒れを防いでくれます。
美白効果に加えて、うるおいや保湿効果が期待でき、さまざまな化粧品に使われています。

ビタミンC

ビタミンCは強い抗酸化作用があり、肌のハリを保つために欠かせないコラーゲンの生成を助けてくれます。
これにより肌のターンオーバーを正常に機能させ、透明感のある肌に導いてくれる効果が期待できます。

ハイドロキノン

シミを薄くし、予防する効果があります。
特に過去にできたシミやソバカス、色素沈着を薄くする効果が高いです。

おすすめの美白化粧品5選

夏以外でも紫外線は降り注いでいます。
日焼け止めで紫外線をカットするだけでなく、毎日の美白ケアを続けることが重要です。
自分にあった化粧品を選んで年中輝く肌を手に入れましょう。
ここでは、5つの美白化粧品を紹介します。

アドライズ|大正製薬

アドライズには、保湿と美白のためのW薬用有効成分が配合されています。
肌に潤いを与える『ヘパリン類似物質』とメラニンの生成を抑える『プラセンタエキス』によって、ダメージを負った肌に嬉しい効果が期待できます。
またアドライズは、製薬会社ならではの製剤を混ぜ合わせる際の技術を生かしさらさら&しっとりした使い心地を実現しており、べたつき感が無いことが特徴です。
日焼けで乾燥した肌に潤いを与えるのにおすすめです!
【関連】【アドライズ購入レポ】大正製薬が開発した保湿美白化粧品を使ってみた

アンプルール|株式会社ハイサンド・コーポレーション

こちらは美白に特化した化粧品です。

皮膚科の専門医が開発に携わっており、安心して使用できます。
年々衰えていく肌サイクルをサポートし、健康的な肌へと導いてくれます。
美白ライン以外にエイジングケアのラインもあり、用途にあったケアが期待できます。
トライアルキットも充実しているので、手軽に試すことができます。
【関連】【アンプルール】皮膚科の専門家が開発した美白成分を試してみた。

ビバビーグレン|ビバリーグレンラボラトリーズ

ビーグレンはサイエンスコスメと言われ、化学的に効果が証明されている成分だけを配合しています。
どんな肌も表面だけのケアでは、効果は期待できません。
特に『浸透の深度』に着目し、肌トラブルの原因に直接アプローチできる化粧品として生み出されたのがビーグレンです。
さまざまなメディアでも取り上げられており、化粧水はもちろんのことクレンジングからスペシャルケア商品までラインナップが豊富です。
【関連】【ビーグレンホワイトケア】美白や毛穴に効果的なし?紫外線MAXな時期に1週間使ってみたレポ

ホワイトアクア|株式会社ハイサイドコーポレーション

ホワイトアクアシリーズには、美白有効成分である『トラネキサム酸』『ビタミンC融合体』が配合されています。
シミができるメカニズムに着目し、メラノサイトの活性化を抑えて、肌ダメージのサイクルを改善する効果があります。
またマドンナリリーと呼ばれるユリの根から抽出した天然エキスも配合されているため、上品な香りの商品です。

ホワイトロジー|サンスター

ホワイトロジーシリーズは、シミの原因になる炎症を抑える抗炎症成分が配合されており、シミを元から抑制してくれます。
さらっとした伸びのよいテクスチャーで、夜だけでなく外出前のケアにも最適です。
また、『サクラ葉エキス』『ホワイトパールエキス』『ヒマラヤンラズベリーエキス』の3種類の美白成分も配合されていて、透明感のある肌を目指す方にとてもおすすめです。

まとめ

紫外線でダメージを受けた肌は、1日ケアしただけでは戻りません。
うっかり日焼けをしてしまったら、必ずクールダウンして保湿をすることが大切です。
何年経っても美しい肌でいるために、日焼け後のケアを怠らないようにしましょう!