『美白ケア』が特に気になる季節がやってきましたね。

「シミやソバカスを化粧で誤魔化したくない。」
「シミが出来る前に予防したい！」
と思っている方はたくさんいるはずです。

今回は、そんな方におすすめの美白クリームを基礎知識と共に解説していきます。

美白クリームとは

美白クリームとは、シミの原因であるメラニンの生成を抑える効果をもつスキンケアアイテムです。

具体的には以下の効果が期待できます。

• メラニンの生成を抑制する
• 日焼けによるシミ・ソバカスを予防する
• お肌に透明感を与える
• ニキビ跡を改善する
• お肌のキメを整える

 

そんな美白クリームには、大きく分けて2つの種類があります。

1つは洗顔後のお手入れで使用するスキンケアクリームタイプです。
保湿効果の高いものが多く、一般的にこちらのタイプを想像する方が多いのではないでしょうか。

2つめはメイク時に使用するベースクリームタイプのものです。

これらの美白クリームは継続して使用することでその効果を得ることが出来ます。
ただし、ベースクリームタイプは塗った瞬間からお肌を白く見せてくれるものが多く、化粧下地（コントロールカラー）の役割も果たしてくれます。

美白クリームの選び方

では、数ある美白クリームの中から何を基準に選んだらいいのでしょうか。
効果的な美白クリームを選ぶために、チェックするべきポイントを基礎知識と共に解説していきます。

配合成分

スキンケアグッズの中には医薬部外品という表記があるものがあります。
これは国によって認定された有効成分が配合されたもので、薬用化粧品とも呼ばれます。

厚生労働省認定の美白有効成分

アルブチン/ビタミンC誘導体/エラグ酸/カモミラET/トラネキサム酸/ニコチン酸アミド/ビタミンCエチル/プラセンタエキス/マグノリグナン/４MSK/ルシノール/コウジ酸/リノール酸/エナジーシグナルAMP　等

参考：資生堂シミ予防研究所

今回はその中でも代表的な成分について解説します。
配合成分によって効果や副作用が変わってきますので、しっかりと確認しておきましょう。

ハイドロキノン

『漂白剤』の異名をもち、皮膚科のクリニックでも使用されます。

シミを薄くし、予防する効果があります。
特に過去に出来たシミやソバカス、色素沈着を薄くする効果が高いです。

しかし、ハイドロキノンは紫外線を浴びると逆にシミを濃くしてしまうという欠点もあります。
使用する場合はUV対策をする、もしくは夜だけの使用にしてください。

また、有効成分の中でも特に強力な成分なので使用量には注意が必要です。
まずは濃度の低いものから試すことをおすすめします。

アルブチン

ハイドロキノンにブドウ糖が結合した成分で、ハイドロキノンよりも比較的お肌に優しいのがポイントです。

シミの原因であるメラニンの生成に関わるチロシナーゼに直接作用するため、美白効果が期待できます。
シミやソバカスなどの予防に特化しています。

ビタミンC

美白効果のある成分として有名なビタミンC。
メラニン色素の合成を抑制し、シミやニキビ跡の色素沈着を目立たなくする効果があります。

また、お肌のハリを保つために欠かせないコラーゲン生成を助けます。
お肌を老化から守り、ターンオーバーを正常にしてくれるので、くすみのない透明感のあるお肌に導いてくれます。

トラネキサム酸

人工的に合成されたアミノ種の一種で、古くから医薬品として使用されています。
メラニンの生成抑制効果に加え、抗炎症作用をもつため、肌荒れやシミ、ニキビ跡を改善する効果があります。

またトラネキサム酸は『肝斑』にも有効です。
肝斑は加齢と共に左右対称に現れる治りにくいとされるシミの一種です。
トラネキサム酸が肝斑の原因である『メラノサイトの活性化』を抑制するため、シミ予防に繋がります。

保湿効果

美白を目指すにあたって、保湿はとても重要です。
お肌が乾燥してキメが粗くなることで肌表面に凹凸が出来、それに光が反射するためくすんだお肌になってしまいます。
なるべく保湿効果の高いものを選ぶようにしましょう。

使用部位

美白クリームは全身に使用できるものと、部分的に使用するものとがあり、使用用途は様々です。
特に、前の項目で解説したハイドロキノンの配合濃度が高い商品は部分的に使用するタイプのものが多いです。

購入前にどの部分に使用することが推奨されているのかしっかりチェックしましょう。

プチプラorデパコス

美白クリームの効果を実感するために大切なのは、継続して使用できることです。
無理なく継続できるよう、コスト面含めご自分に合った商品を選びましょう。

最近では、プチプラでもしっかりと美白効果の期待できる商品が多く登場しています。
使用量の多い身体用はプチプラなもので、顔用はデパコスのもの、と使い分けても良いですね。

美白効果のあるスキンケアクリーム5選

ここからは実際におすすめの商品をご紹介していきます。
まずは、洗顔後に使用するスキンケアクリームタイプのものをピックアップしました。

薬用スポッツ美白クリーム｜ハイサイドコーポレーション

4,860円（税込）

美白成分であるトラネキサム酸とビタミンC誘導体、保湿・整肌成分の白ユリエキスを配合しています。
ホワイトリリーのやさしい香りと浸透率の良さが特徴です。

同シリーズの化粧水とジェルのライン使いもおすすめですよ。

• 体験記事はこちら

シミトリー｜フォーマルクライン

4,980円（税抜）

こちらは学会誌にも掲載されたことのある実力派薬用美白オールインワンジェルです。

美白成分としてハイドロキノン誘導体、ビタミンC誘導体等を含みます。
臨床試験でシミと小じわに4週間で効果が現れたという結果も出ています。

刺激に弱い敏感肌の方のことも考えて作られているので安心ですよ。

• 体験記事はこちら

美白クリームAR｜ちふれ

1,100円（税抜）

ちふれ

美白成分アルブチンと保湿成分であるヒアルロン酸を配合した薬用美白クリームです。
べたつかないのにしっとりと、なめらかなお肌に整えてくれます。

プチプラなのでお財布に優しく継続しやすいのがポイント。

M薬用美白クリームDB｜無印良品

1,390円（税込）

無印良品

岩手県釜石の天然水を使用した無印良品のスキンケアシリーズです。
有効成分としてビタミンC誘導体を配合しています。

アレルギーテスト済みのため敏感肌の方にも試していただける商品です。

サラッとした使用感で夏にもおすすめです。

キュレル美白クリーム｜花王株式会社

2,230円（税込）

花王株式会社

乾燥性敏感肌の方のための低刺激な美白クリームです。

高い保湿力で、ふっくらとした潤いのあるお肌に導いてくれます。
植物由来の美白有効成分カモミラETを含みます。

しっかりと保湿をしながら美白ケアをしたい方におすすめの商品です。

美白効果のあるベースクリーム3選

次は、メイク時に下地として使用することのできるベースクリームタイプの商品をご紹介します。

スノード　ブライダルヴェールベースクリーム｜株式会社Gradus

7,980円（税抜）初回のみ半額

今メイク業界で大絶賛されている、美容液から作られたベースクリームです。
塗った瞬間、透明感のある陶器肌になることが出来ます。

また、塗っている最中に美白ケアをすることが出来るので継続して使用することで効果が高まります。

• 体験記事はこちら

ウユクリーム｜3CE

4,130円（税抜）

美容大国韓国で愛用者の多い、ミルクの香りのする美白クリームです。
低価格なものから様々なメーカーから販売されていますが、中でも3CEのウユクリームは高い評価を得ています。

牛乳タンパク質エキスをはじめ、お肌をなめらかにしてくれる成分が多く配合されています。
また、洗浄力の弱い洗顔料でも簡単に落とすことが出来るので安心して使用することが出来ます。

ジェミーネフェルタリ薬用美白ベースクリームUV｜CRYSTAL JEMMY

5,940円（税込）

CRYSTAL JEMMY

こちらは美容大臣・中島香里さんが手掛ける美白化粧品ブランドの商品です。

1本で美白・保湿・ハリ・紫外線・エイジングケア・化粧下地としてが使用出来てしまう多機能ベースクリームとなっています。
SPF20PA++なので日焼け対策ができる点も嬉しいポイントです。

美白有効成分のアスコルビン酸を含みます。

まとめ

美白クリームには①スキンケアを目的とした洗顔後に使用するタイプと②塗った瞬間にトーンアップ出来るベースクリームタイプの2種類があります。

大事なポイントは以下の3点です。

• 継続して使うこと
• 成分を見極める事
• 保湿を重視すること

 

お肌に合わないときはすぐに使用を止めてください。
根気よく自分に合った美白クリームを探しましょう。