塗った瞬間に色を白く見せてくれ、塗り続けると美白効果もあるという白肌クリームが存在します。
韓国の有名コスメブランド3CEから販売されている『ウユクリーム』は、白肌ブームの火付け役となった大人気コスメで、知っている方も多いのではないでしょうか。
一方、日本のメーカーからも白肌クリームは発売されており、中でも『スノードブライダルヴェールベースクリーム』はananやarといった有名雑誌で取り上げられるなど、人気を集めています。
今回は、友人間で色黒として名を馳せている筆者が、上記2つの日韓コスメを様々な観点から比較していきたいと思います!
目 次
スキンケア用のクリームと違い、メイク下地などとして使用される白肌クリーム。
白肌クリームとは、塗った瞬間に肌を白くできるトーンアップクリームです。
色白肌を手に入れるには、日々の紫外線対策や美白ケアなど、継続したお手入れが必要ですが、残念ながらすぐに色白になれるわけではありません・・・。
そのため、今すぐ色白肌に見せたい人にオススメなのが、この白肌クリームなんです!
顔だけでなく、腕や足など全身に使用できるものもあります。
容量:50ml
販売価格:3,560円
元祖白肌クリームといえば『3CE WHITE MILK CREAM』、通称ウユクリームですよね。
累計販売数10万個以上の超人気商品で、フェイス・ボディ問わず使用することができます。
ウユは韓国語で牛乳という意味で、白い肌が牛乳を連想させることや、パッケージの箱が牛乳パックをモチーフに作られているため、ウユクリームと呼ばれています。
24時間パッチテスト済みで、メイク時だけでなく、夜寝る前のスキンケアとしても使える優れもの。
くすんだ肌をトーンアップさせてくれるだけでなく、肌の奥に潜むシミをケアし、余分な油分や皮脂を除去してくれるクリームです。
長期的な使用により、美白効果やシミの改善が期待できそうです。
容量:30ml
販売価格:3,980円 ※初回購入の場合)
スノードブライダルヴェールベースクリームは、美容液から作られたベースクリームです。
コスメ開発技術者や化粧品研究家など、メイク業界から大絶賛されており、雑誌でも取り上げられるなど注目を集めているコスメです!
大人女子の肌悩みであるシミやくすみをしっかりカバーしながら、即効性と持続性のある美容成分がスキンケア効果ももたらしてくれます。
使い続けることで明るく透明感のあるお肌に導いてくれ、美容成分によって美肌力がアップします。
カバー力のみならず、1日中保湿してくれる潤い成分が配合されているため、乾燥肌の方でも安心して使用できそうですね。
【関連】【スノード ブライダルヴェールベースクリーム】を購入レポ!毛穴カバー力は本当なのか?
それではいよいよ、日韓の白肌クリームをあらゆる観点から比較していきたいと思います。
使用前に、まずは成分を比較してみましょう。
※それぞれに特有の成分を青字にしています。
ウユクリーム |
・牛乳たんぱく質エキス ・水 ・プロパンジオール ・グリセリン(保湿成分、保水・皮膚保護剤) ・ヒアルロン酸Na(保湿成分、皮膚コンディショニング剤) ・ナイアシンアミド(皮膚コンディショニング剤) ・酸化チタン(紫外線散乱剤) ・シクロペンタシロキサン(シリコン成分) ・ジメチコン(シリコン成分、皮膚保護剤) ・アクリル酸Na・アクリロイルジメチルタウリンNa(変質防止、乳化安定剤・界面活性剤) ・カカオ油(香料・皮膚保護剤) ・酢酸トコフェロール(酸化防止剤) ・イソヘキサデカン(柔軟成分、保水) ・ポリソルベート80(乳化剤) ・ポリアクリロイルジメチルタウリンNa(乳化安定剤) ・アデノシン(皮膚コンディショニング剤) ・ジメチコノール(消泡剤) ・水添ポリデセン(皮膚コンディショニング剤) ・ベタイン(天然アミノ酸保湿剤) ・トリエトキシカプリリルシラン(結合剤) ・トリデセス-10(乳化剤) ・EDTA-2Na(品質保持成分) ・クロルフェネシン(防腐・抗菌剤) ・カプリリルグリコール(保湿成分・防腐剤) ・エチルヘキシルグリセリン(保湿成分・消臭剤) ・フレグランス(香料) |
スノード |
・水
・1,3-ブチレングリコール(保湿成分) ・ジメチコン(シリコン成分、皮膚保護剤) ・グリセリン(保湿成分、保水・皮膚保護剤) ・シクロペンタシロキサン(シリコン成分) ・ステアリン酸グリセル(乳化剤) ・メタクリル酸メチルクロスポリマー(皮膜形成剤) ・トレハロース(保湿成分) ・アラントイン(消炎鎮静、抗アレルギー) ・ヒアルロン酸Na(保湿成分、皮膚コンディショニング剤) ・加水分解コラーゲン(皮膚コンディショニング剤) ・アセチルチロシン(皮膚コンディショニング剤) ・ボタンエキス(皮膚コンディショニング剤) ・クズ根エキス(皮膚コンディショニング剤) ・メマツヨイグサ種子エキス(皮膚コンディショニング剤) ・乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液(保湿成分) ・アクリル酸Na・アクリロイルジメチルタウリンNa(変質防止、乳化安定剤・界面活性剤) ・イソヘキサデカン(柔軟成分、保水) ・ポリソルベート80(乳化剤) ・オレイン酸ソルビタン(乳化剤) ・PEG-10ジメチコン(皮膚コンディショニング剤) ・酢酸トコフェロール(酸化防止剤) ・エチルヘキシルグリセリン(保湿成分・消臭剤) ・カプリル酸グリセリル(乳化剤) ・フェノキシエタノール(防腐剤) |
ウユクリームに含まれている牛乳たんぱく質エキスは、溜まった角質を除去し、保湿感をアップしてくれます。
また、カカオ油がお肌の上に薄い保湿膜を形成してくれるため、しっとりとした仕上がりになります。
ただし、添加剤や香料が含まれており、使用感をよくするためのシリコン成分も多く含まれています。
一方スノードは、紫外線吸収剤や香料などが無添加であるため、アレルギー反応や肌荒れを起こしやすい敏感肌の方でも安心して使用することができます。
また肌のターンオーバーを整えたり、ツヤ肌にしてくれる植物エキス(メマツヨイグサ種子エキス、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液)が含まれている点も特徴ですね。
さらにアセチルチロシン、ボタンエキス、クズ根エキスを組み合わせた『エバーセルホワイト』がシミの原因にアプローチし、透明感のあるお肌にしてくれる効果もあるようです。
筆者の腕が焼けすぎている点はさておき(バリ島へ行って焼けました)、それぞれのクリームを腕に乗せてみるとこんな感じです。
ウユクリームは、比較的さらっとした水っぽいテクスチャーであるのに対し、スノードはこっくりめのしっかりとした塗り心地です。
また香りは、ウユクリームはほんのりバニラのような甘い香りがしました。
スノードは無香料のため、無臭です。
手の甲の中指より右側にそれぞれ塗り広げてみると、こんな感じ。
スノードの方がマットな感じで、毛穴カバー力があります。
どちらもテカリやべたつく感じは一切ありませんでした!
耐水性はどうでしょう?
画像上部が腕に塗り広げた写真、下部が水道から10秒間水をかけたあとの写真です。
見ていただくと分かるとおり、左側のウユクリームを塗った部分は白く残っています。
汗や水に強いのはウユクリームの方といえるかもしれませんね。
なお、メイク落としや石鹸を使った場合は、どちらもスルッと落ちてくれましたよ♪
実際に化粧下地として顔に塗り、その上からいつものメイクを施してみました!
すっぴんの肌にそれぞれのクリームを塗るとこんな感じ。
写真で見てもわかる通り、ウユクリームの方が色白っぽくなります。
ただ、よく見ると小鼻の崩れや毛穴(角栓?)の白浮きが気になりました。
対するスノードは、白さでは劣るものの、本来の肌色を生かしたナチュラルな仕上がりにしてくれるので、個人的には好みの仕上がりです。
頬にある大きめの毛穴もしっかりカバーしてくれます!
その上からBBクリームを塗り、いつものポイントメイクを施した様子が↓です。
ちなみに、白肌クリーム自体にカバー力があるので、あえてファンデーションは塗りませんでした!
実際に塗ってみて、化粧下地として使用する際に気をつけたいと感じた点は、眉毛まわりにはあまり塗らないようにすべきだということです。
毛の周りが白く浮いてしまったので、眉毛のまわりは避けるように塗ることをオススメします(笑)
また、ニキビや小鼻のまわりも白浮きを避けるため、塗りすぎない方がいいと感じました。
私は割と敏感肌なので、ウユクリームを塗った左側に若干皮膚のかゆみを感じてしまいました><
それでは、ここまでの結果をもう一度、総まとめで比較してみましょう。
ウユクリーム | スノード | |
成分の特徴 | 添加物やシリコン成分が多い | 5つの無添加 |
テクスチャー/香り | さらさら/甘いバニラの香り | こっくり/香りなし |
カバー力 | ○ | ◎ |
耐水性・メイク落ち | ○ | △ |
下地力 | 色は白くなるが、細部の白浮きが気になる | ナチュラルな仕上がりだが、毛穴はしっかりカバーされる |
以下のような方には、ウユクリームをオススメします。
以下のような方には、スノードブライダルヴェールベースクリームがオススメです。
ウユクリーム、スノードブライダルヴェールベースクリームそれぞれに特徴があることがわかりました。ご自身のお肌の状態やなりたいお肌に合わせて選んでみてくださいね。
♪♪ウユクリームはアマゾンで購入できますよ♪♪
※2019年10月現在、スノードブライダルヴェールベースクリームは販売しているところが限られているようですので、ご注意ください。