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白髪は見た目が年齢+5歳!?できやすい場所と目立たせないための工夫

30〜40代の女性の多くは白髪を気にしています。「鏡をみると白髪が気になってしまう…」と思う人は多いのでは?花王ブローネが実施した意識調査によると、30代になると白髪を気にしている人が増えてくるのだそう。

白髪に関する意識調査

花王ブローネ みんなの意識調査 Q1. 白髪の気になる程度は?

引用元 花王ブローネ

 

美容室でしっかりヘアカラーをしてもらっても、2週間経つと「あれ、白髪が…」ってなりますよね。
白髪は自分で見てもショックですが、他人からみると5歳老けて見えることもあるんです。

だからと言って、白髪を目立たせないようにするために、2週間に1回、美容室でヘアカラーをするのは、経済的にも時間的にも難しいです。

そんな気になる白髪を目出させないために、自分でできるセルフケアの方法を、いくつかご紹介いたします。

 

白髪はなぜ出来るの?目立たせないためのポイント

白髪が出来るメカニズムとできやすい場所

白髪ができるメカニズムは、実は現代の医学でもはっきりしたことはわかっていないのだそう。

ただ、髪についての研究の結果から、髪の色はメラニン色素を生成するメラノサイトが関わっていると言われています。

メラノサイトは、肌の色はもちろん、髪の色を生成する色素です。メラノサイトの生成は、年齢、外敵ストレス、ホルモンバランスなど、様々な要因が関わっていると言われています。メラノサイトの量が減ってしまうと、髪に色素を定着させられなくなるので、白髪になってしまうのです。

 

ストレスと白髪

女性は30代を過ぎると、社会的には責任のある立場で働きますが、家庭では育児や家事に追われて忙しい日々が続きます。

そのため、ストレスがかかることから自律神経の乱れに繋がり、ホルモンバランスが乱れがちになってしまいます。

ストレスとホルモンバランスの乱れが、どちらも白髪に影響していると言われているのです。

 

白髪ができやすい場所は?

白髪ができやすい場所は、生え際、耳周り、つむじや生え際などの髪の根元です。その他、若白髪と呼ばれる人は、ある時期から全体的に白髪が目立つようになります。

 

ヘアカラーを上手に使いわけよう

白髪を黒い髪に変化させるためには、ヘアカラーを使うことが一番速いでしょう。
美容室ではお好みのカラーにしてもらうことが出来ますが、しょっちゅう美容室に行けない人は、自分で染めるセルフケアと併用してカラーすることがオススメ。最近は、自宅でこまめに染めるセルフケア派の人も増えています。

白髪染めの種類は、染毛領と染毛剤の2つ

白髪染めは、ヘアマニキュアなどの「染毛料」と、ヘアカラー・白髪染めなどの「染毛剤」の2種類があります。

染毛剤は、髪の毛の内部に色素を沈着させてくれるので、色もちも良くなります。
全体的に白髪が多い人や、カラーをはっきり定着させたい人、白髪をガッツリ染めたい人は、パッケージに「白髪用」と書かれた白髪染め(染毛剤)を使いましょう。

 

明るいカラーの白髪染めもおすすめ!
白髪染めというと、いかにも「染めました!」という感じに仕上がる白髪染めを連想するかもしれませんが、最近は「明るく仕上がる白髪染め」が主流です。
カラーもオレンジ系、ピンク系、キャラメル系と豊富なバリエーションが揃っています。

「かなり明るく仕上がる白髪染め」を使うと、染毛剤なのに通常のヘアマニキュア並みの色鮮やかさを出すことも出来ます。

 

地肌に優しい白髪染めならクリームタイプ

白髪をしっかり染めたい時は、染毛剤がおすすめです。

染毛剤の中でも泡タイプの白髪染めは手軽で便利なのですが、敏感肌の人は「頭皮がしみてしまう」という人もいます。私自身とても敏感肌なのですが、やっぱり肌に合わない白髪染め商品もあります。

若干皮膚に優しい感じがするのは、クリームタイプの白髪染めです。(個人の主観です)でも、泡タイプもクリームタイプも、地肌に直接塗るのはNG。髪の毛の部分だけに塗布するようにしましょう。
そして、白髪染めをする時は、染毛剤を塗布してから規定の時間以上放置しないようにしましょう。

 

白髪を目立たせないヘアスタイルをマスターしよう

白髪は生え際や髪の根元が一番目立ってしまいます。
ギチギチのヘアスタイルにすると、白髪が前面に出てしまうので気をつけましょう。

白髪を目立たせないためのヘアスタイルを5つご紹介します。

 

  1. 根元隠し!おくれ毛をふんわり

ロングヘアの人は、時々ヘアアレンジでアップにすることもありますよね。でもキュッと結んでアップにすると、生え際の白髪がより目立ってしまうことになります。ロングヘアでアップにしたい場合は、ゆるくナチュラルにアップしていくヘアスタイルにしましょう。

アップにした後、おくれ毛をアメピンでゆるく止めていくようにかぶせていくと、白髪を目立たせないゆるふわヘアが作れますよ。

 

  1. 重めのボブにする

重めのボブは、小顔効果もあり人気のヘアスタイルですが、実は白髪を目立たせないようにするためにもピッタリなヘアスタイルなのです。
髪に分け目をきっちりつけると、白髪が分け目に沿って目立って見えてしまうことになります。
そこで、トップも分け目をつけず、上から髪をかぶせていく重めボブの方法でセットしていくと、白髪が綺麗に隠れるのでおすすめです。
耳にかけずに綺麗な流れを作るボブスタイルは、男女ともに好感度が高いヘアスタイルなので、とてもオススメです。

 

  1. 前髪は下ろす

前髪を上げるヘアスタイルは、活動的で楽チンなのですが、どうしても生え際の白髪が全開になってしまいます。

白髪を目立たせないようにするためには、前髪をしっかり作ったヘアスタイルがオススメです。

ロングヘアでもショートヘアでも、白髪が気になる人は前髪を作ってみるだけでも随分印象が違いますよ。

 

  1. ゆるふわパーマをかける

全体的にぺちゃんこヘアだと、白髪は目立ってしまいます。白髪を目立たせないようにパーマをかけることで、髪の毛全体がふわっとするため、白髪自体が中に入り込んで目立ちにくくなります。まだ白髪の本数が少ない人は、パーマをかけることで格段に白髪は目立たなくなります。

 

  1. ヘアードをつける

 

耳周りの白髪を目立たせないようにするために、ヘアードアイテムを利用することもオススメです。大きめのターバンタイプや、ヘアバンドは、耳周りをスッキリ隠してくれるので白髪が目立ちません。髪もスッキリして見えるので、ヘアードのヘアアレンジを極めていくのも楽しいですよ。

 

 

目立たせないための工夫についてのまとめ

白髪のメカニズムや、白髪ができやすい場所、白髪を目立たせないための工夫などをご紹介しました。

白髪って見つけると「老けたのかな?」とショックいなってしまいますが、白髪を気にしすぎるのもストレスになってしまいます。

最近は、白髪用のヘアカラーコーナーもかなり充実しています。ヘアカラーの色を楽しんだり、ヘアアレンジを楽しんだりすることで、おしゃれの幅が広がるのも新しい楽しみになりますよ。

美容室でヘアカラーをするサイクルの中に、セルフケアのヘアカラーを取り混ぜて行くと、いつも綺麗な髪の色を保つことが出来ます。

白髪を目立たせない方法を考えることは、自分のヘアスタイルにより意識的になるチャンスでもあるので、さらに美意識を向上させて行きましょう。