日々アンチエイジングに勤しむのは日本人女性だけでなく、世界の女性も同じ。今回は、スウェーデンからのスキンケア・コスメレポートを兼ねて、現地女性に人気のスキンケアコスメをご紹介！ちなみに、スウェーデン人は「ナチュラルなもの」「自然」が大好きな国民性で知られています。

現地コスメストアやオンラインショップを調査したところ、現地の30代〜40代に人気のスキンケアアイテムも、ナチュラル系アイテムが多めという結果に。そこで、スウェーデンの30代〜40代に人気のナチュラル系コスメブランドのアイテムで、日本でも購入可能なものをピックアップしてみました。

海外コスメやナチュラルコスメに興味がある方は、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

スウェーデン人女性はクレンジング重視&化粧水を使わない？！

 保湿に必要な化粧水は、アンチエイジングを心がける女性ならどなたでも持っているアイテムだと思いますが、スウェーデンでは日本でいうところの「化粧水」にあたるアイテムがほとんど販売されていないのが実情。

スウェーデンの薬局”Lloyds Apotek”による意識調査によると、保湿も大事だけれど、どちらかというと「クレンジング」に投資したい女性が多いことがわかりました。

スウェーデンの薬局やコスメストアでは、クレンジングウォーターやクリーム、ジェルなどが多く販売されており、日本よりもクレンジング市場の方が盛り上がっているといわれています。

 

現地の基本的なスキンケアのステップは

 

1. 洗顔
2. クレンジング
3. （場合によって美容液）
4. クリーム（もしくは乳液やオイルなど）

 

で完了としている人が多く、同薬局の調査によると、スウェーデン人の平均スキンケア時間はなんと5分ともいわれています。

 

一方、日本のポーラ化粧品による調査（日本人女性のスキンケア行動に関するもの）によると、肌ケアに熱心な人は平日・休日ともに20分程度、熱心でない人は10分程度と、スウェーデン女性よりも2倍の時間をかけていることが明らかに。

日本のスキンケアステップの多さを考えると、たしかにうなずける結果かもしれませんね。

では、スウェーデンのシンプルスキンケアを踏まえ、現地オンラインショップ人気ランキングから、日本（実店舗もしくはオンラインショップ）でも買える人気スキンケアアイテムをご紹介します。

 

ヴィクトリア エッグソープ

 

ショッピングサイト：Amazon

 

100年の歴史があり、スウェーデン王室御用達ともいわれている「ヴィクトリア エッグソープ」。歴史がある自然派石鹸ブランド、酪農製品を使っているという視点では、スウェーデン版「牛乳石鹸」とも呼べるブランドでしょうか。

卵白入り石鹸で、皮脂に近いオイルかつ保水性に優れた「ラノリン」や、肌を保護し、角質層の内部で水分を抱え込んでくれはたらきをもつ「エーデルワイスエキス」など、加齢による肌の水分不足に悩む方にぜひ使っていただきたい洗顔石鹸。

元々スウェーデンで親しまれていたエッグソープは脂性肌向けのアイテムでしたが、ヴィクトリア社が「肌質問わず使えるものを」と、保湿力の高いエッグソープを開発。全肌タイプの方におすすめです。（筆者は敏感肌寄りの混合肌ですが、心地よい使用感が楽しめました）

洗い上がりはしっとりめの仕上がりで、3分ほど顔に泡をのせて「泡パック」としても使える優れもの！3分後には毛穴の汚れが浮き上がってくるので、クレンジングで落としきれなかったメイク汚れや、顔のくすみなどが気になる方にも人気ですよ。

また、現地や日本では「使うたびに肌がワントーン明るくなる！」というレビューも多く、スキンケアに美白効果を求める層にも人気が高い石鹸でもあります。

雑貨屋さんでも販売されていることがありますが、「どこに行っても品薄！」という声があるほど人気商品。Amazonなどのオンラインショップの方が買い求めやすいかもしれません。
お値段も千円以下とプチプラでおすすめです。
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ニュクス ジェントルピュアネス トーニングローション

ショッピングサイト：Amazon

こちらはスウェーデンブランドではなくフランスの自然派コスメブランド「ニュクス」から。30代〜40代のユーザーが多いナチュラルブランドで、日本でいう「オラクル」のようなブランドです。フランスブランドですが、スウェーデンの薬局やコスメショップでは必ず販売されているアイテムです。

先ほどご紹介した通り、スウェーデンでは日本のような化粧水やローションは使いません。

その代わりに使うのが、クレンジングや洗顔後の顔にコットンでふき取って使う「トナー」（拭き取り化粧水）が主流です。このトナーは、収れん作用と保湿作用があり、毛穴のたるみなどにも効果が期待できるダマスクローズウォーターや、皮脂を抑えるハマメリス（ウィッチヘーゼル）ウォーターが主成分となったナチュラル処方。

「さっぱりと拭き取れるのに、乾燥しない！」「クレンジングで落ちなかった汚れも取れる」と現地スウェーデン女性の間でも人気ですよ。

 

コットンに適量を染み込ませ、洗顔後のお肌に滑らせて使います。この後は、いつも通りのスキンケアステップで化粧水や乳液などを使ったスキンケアをしてくださいね。

収れん作用と皮脂を抑える作用、そして肌を保湿する作用があるため、Tゾーンのテカりが気になる方（混合肌の方）や、敏感肌だけど収れん化粧水を使ってみたい方におすすめです。

 

ダマスクローズの香りつきの薄く色づいたトナーで、肌にのせた後には香りが残りません。「使用中にローズの香りに癒される！」という声も多いですよ。

百貨店でも販売していることもあるため、気になった方は一度手の甲などで試してみてから購入しても良いかもしれませんね。もちろん、Amazonなどのオンラインショップでも購入可能ですよ。

 

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ヴェレダ アーモンドフェイシャルクリーム

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ドイツの老舗オーガニックブランド・ヴェレダもスウェーデン女性の間で長らく人気のブランド。日本でいう「THREE（スリー）」に近い存在です。

このアーモンドフェイスクリームは、保湿力と肌のきめを整えるはたらきをもつアーモンドオイルを多く含んだ保湿フェイスクリーム。

1年を通じて乾燥が激しいスウェーデンでは、こうしたオイル系クリームが多いのも特徴で、「少量でよく伸びて乾燥から肌を守ってくれる！」「化粧下地にしやすい」「昼は乾燥対策に、夜は水分キープ対策に使える」「少量でよく伸びてコスパが良い」「クレンジング剤とこれで十分ケアできる」と人気です。

乾燥肌の方や、市販の化粧品を使うのに不安をもっている敏感肌の方に特におすすめのアイテムですよ。こちらのアイテムも、ヴェレダ日本公式サイト（https://www.weleda.jp/）やAmazonなどのオンラインサイトで購入可能です。

 

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自然派コスメで肌が必要とする栄養を与えよう

30代〜40代スウェーデン女性の間で人気のスキンケアアイテムをご紹介しました。

自然のものを愛する国民性のためか、オンラインショップや現地コスメ・薬局ストアではほぼナチュラルコスメやオーガニックコスメが多いスウェーデン。

今回ご紹介したスキンケアアイテムも、自然由来のものを豊富に使用したものばかり。刺激も比較的少なめなので、自然派コスメを始めて使う方や敏感肌の方にもおすすめですよ。

ぜひ一度使ってみてくださいね！