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歯の黄ばみで+3歳上にみられてる!?自宅でできるホワイトニング法6選

年齢とともにケアが必要になる髪や肌。でも、それと同じくらい歯のお手入れも見た目の若々しさには大切だと知っていますか?どんなにスキンケアにお金をかけても、笑ったときに見える歯が黄ばんでいたら清潔感はゼロ。せっかくお手入れした肌も台無しです。

とはいえ、芸能人のように歯のホワイトニングに何万円もかけられないのが現実ですよね。なんとか自宅でリーズナブルにホワイトニングができないものか…とお悩みのあなたのために、誰でも手軽にできるホワイトニングの方法をご紹介します。自信を持って笑える美しい歯を目指しましょう!

歯が黄ばんでいると3歳老けて見える!?

若い頃と違い、年齢を重ねると清潔感が重要なポイントです。細かなパーツまでキレイにしておくことで、大人の女の余裕を感じさせることができます。もちろん肌や髪などは抜かりなくお手入れしてるわよ!という人が多いと思いますが、歯の白さまではなかなかケアする余裕がないですよね。私も耳が痛いです…。

しかし、実は後回しにしがちな歯のケアこそが大人の女性には重要だということが分かったのです。アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲインが20~40代の男女300名におこなった調査によると、歯の白さだけが違う同じ女性の顔写真を見て、歯が白いほうは平均22.6歳、歯が黄ばんでいるほうは平均25.3歳だと判断されました。
つまり、歯が白いだけで約3歳も若く見られるということ。たとえ同じ顔でも歯が黄ばんでいるだけで「好きな人でも冷める・がっかりする」「不潔に見える」など、厳しい意見が多くあがりました。これはショック!もう、今日からホワイトニングを始めるしかないですね。

 

歯の黄ばみの原因とは?

子どもの頃は透明感があってキレイだった歯は、毎日の習慣や年齢によって徐々に黄ばんでいきます。まずはその原因を正しく知っておきましょう。

 

1.食べ物や飲み物による着色

歯の黄ばみの一番の原因となるのがステインと呼ばれる着色汚れです。ステインの原因のひとつは毎日口に入れる食べ物や飲み物。そのなかでも特に着色しやすいのは以下のようなものです。

・コーヒーや紅茶

・チョコレート

・赤ワインや白ワイン

・カレー

・ソースや醤油

・緑黄色野菜

・ベリー系の果物

こういったものを食べるたびに、少しずつ歯のエナメル質に色素が蓄積していき黄ばみの原因になるのです。ステインは一度付着すると、いつもの歯磨きだけではキレイに取り除くのが難しいため、ホワイトニングで白く戻す必要があります。

 

2.たばこ
たばこにはタールという毒性のある物質が含まれていて、歯の黄ばみの原因になります。たばこを吸っている人の部屋はタールの色素が付着して壁が黄色くなりますが、口の中でも同じようなことが起きているのです。しかも、タールは歯茎にも悪い影響があるので、長期間たばこを吸い続けると歯周病を引き起こすことが分かっています。歯だけではなく、歯茎の色まで黒ずんで不潔感のある口元をつくってしまう百害あって一利無しの大敵ですから、自分での喫煙はもちろん副流煙にも気をつけましょう。

 

3.歯石の付着
毎日の歯磨きで取りきれない歯垢が徐々に固くなり、歯茎と歯の境目に付着するのが歯石です。石のように固いため、歯磨きではなかなか取り除けません。歯石はできてすぐは白い色をしていますが、しだいに黄色くなり、最終的には黒っぽく変色します。歯の根元が黄ばんでいる人は歯石が付着しているかもしれません。歯石は歯周病や口臭の原因にもなるので、食べカスを放置せずにその都度キレイにすることが大切です。

 

4.加齢による変色
何だか年齢とともに歯が黄ばんできた…と思うのなら、それは気のせいではなく事実です。歯のエナメル質は毎日物を食べるだけでも少しずつ削られて減っていきます。そうすると、内側にある象牙質の色が透けて見えるようになり、黄色くなってしまうのです。これを完全に防ぐのは難しいですが、食事に長い時間をかけていると口内が酸性になり黄ばみが悪化します。おやつなどのダラダラ食いなども気をつけるようにしましょう。

自宅でできるホワイトニング方法6選

それでは、実際に家の中でできるホワイトニングの方法をご紹介していきます。忙しい女性でもできる簡単なことばかりなので、ぜひ実践してみてください!

 

1.ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う
もっとも手軽にできるのは、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使って歯を磨くことです。歯の表面に付着した汚れ程度なら、歯磨き粉に含まれている研磨剤で少しずつ削って落とすことができます。ただし、研磨剤が多すぎるものは注意が必要です。歯が削られることでエナメル質が減っていくため、年齢による歯の黄ばみが悪化することがあります。

ホワイトニング効果のある歯磨き粉の中には、研磨剤に頼らず安全な薬剤や酵素の力で歯の表面から汚れを浮かせて落とすことができるものがあるので、毎日使うならそちらのほうがおすすめです。もし黄ばみがなかなか落ちない場合は、週に一度研磨税の入った歯磨き粉でしっかり汚れを落として、一緒にエナメル質を守るフッ素も使うなど、それぞれのアイテムを賢く使いましょう。

また、今はホワイトニング効果の他に、傷ついたエナメル質を修復する成分や歯の再石灰化を防ぐ成分が入ったものなど、高機能な歯磨き粉がたくさん販売されています。お財布と相談しながら続けられるものを選んでください。

 

2.電動歯ブラシを使う
電動歯ブラシはすでに欧米では当たり前になっていますが、ここ数年で日本でも使われるようになりました。高速振動で歯の汚れをすばやく浮き上がらせ、手では取りにくい奥歯の汚れもキレイにすることができます。今は電動歯ブラシの機能性がどんどんアップし、ホワイトニング専用のブラシで歯茎のキワの歯垢までしっかり落とせるものや、強力にステインを除去して歯の黄ばみや黒ずみを落としてくれるものまで、さまざまな機能が搭載されています。

使い始めて数週間で歯の色が明るくなったなど、その効果を実感している人も多いようですが、電動歯ブラシの使い方には注意が必要です。超高速振動で手磨きよりもしっかり磨いてくれるぶん、歯に押し付けながら使ったり、長時間使いすぎるとエナメル質が傷ついて知覚過敏になってしまうことも。また、研磨剤が入った歯磨き粉と電動歯ブラシを一緒に使うのもおすすめできません。ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使うのなら、研磨剤の入っていないタイプを使うようにしましょう。

 

3.歯の消しゴムを使う
ドラッグストアやインターネット通販で購入できる歯の消しゴムは、研磨剤を使ってステインやタバコのヤニ汚れなどを落とす商品です。研磨剤入りの歯磨き粉と同じように、歯の表面の汚れを手軽に除去することができるため、即効性があり人気です。価格が500円〜600円とリーズナブルなことも魅力ですね。ただし、これも使いすぎると歯のエナメル質を傷つけてしまう危険があります。週に一度程度、力を入れすぎずに優しく歯をこするようにして使うようにしましょう。

 

4.重層を使う
キッチンや浴槽の落ちにくい汚れを落とす時に重層を使うことがありますが、実は歯の汚れも重層で落とすことができます。食用の重層に水を加えてペースト状にしたものを歯磨き粉にして使えば、歯にこびりついたステインやヤニ汚れが取れて徐々にキレイになっていきます。もともと重層は料理やお菓子作りにも使われるものなので、安心して口の中に入れられますね。ですが、これもやり過ぎは禁物です。歯を傷つけないよう週に1回まで、磨き終わったあとはフッ素でエナメル質を守るようにしましょう。

 

5.歯のマニキュアを使う
歯のマニキュアとは、安全性の高い塗料を歯に塗って、短期間だけ歯を白く見せる商品です。もともとの歯の色を白くする訳ではありませんが、結婚式や大事なデートなど、ここぞ!という時におすすめです。すでにご紹介した自宅でできるホワイトニングの方法は今日はじめてすぐ白くなるというものではないので、即効性を求める人にはメリットがあります。ただし、塗りムラができるとおかしな見た目になってしまうので、大切な日の前に何度か使って塗りかたをマスターしておくといいでしょう。

 

6.ホームホワイトニングをする
これは何度か歯科医院に行く必要があるので完全に自宅でできる訳ではありませんが、本格的に歯を白くしたい!という人のためにご紹介します。

ホームホワイトニングとは、歯科医院でつくった自分専用のマウスピースにホワイトニング効果のある薬剤を入れて装着し、歯の黄ばみや黒ずみを落とす方法です。最初の1ヶ月は毎日おこない、白くなってきたら週に何度か装着して白さをキープします。一度マウスピースをつくってしまえば、あとは自宅でできるのでそれほど手間はかかりません。

料金は、マウスピースと薬剤を合わせて15,000円~20,000円が相場です。今までご紹介した方法よりはかなり費用はかかりますが、その効果は絶大です。しかもホームホワイトニングは一度白くなってしまえば効果が持続しやすいので、コストパフォーマンスは悪くありません。

自宅で落ちない汚れはプロにまかせよう

ここからは番外編ですが、完全に歯科医院だけでおこなうホワイトニングの方法をご紹介します。自宅でのホワイトニングと併用して最高に白い歯を目指すのもいいですね。

 

1.オフィスホワイトニングで速攻白い歯に
オフィスホワイトニングとは、歯の表面にホワイトニング効果のある薬剤を塗り、特殊な光を当てることによって1回で歯を白くすることのできる方法です。とにかく即効性があることや、使用する薬剤の濃度が高いので黄ばみがひどい人でも白くなりやすいことが大きなメリットです。芸能人のように白い歯になりたい場合は2〜3回繰り返す必要がありますが、今のところ自分の歯を白くする方法としてはもっとも効果が高いものになります。

ただし、知覚過敏の症状が出やすいことや、ホームホワイトニングに比べて色がもとに戻りやすいなどのデメリットもあります。料金の相場も15,000円~50,000円と安くはないので、よく検討してからおこなうようにしましょう。

 

2.歯のクリーニングや歯石除去も大切
ここまで、すでに黄ばんでしまった歯を白くする方法をご紹介しましたが、せっかくホワイトニングで歯を白くしても、また戻ってしまっては意味がありません。歯の黄ばみの原因になる着色汚れや歯石を定期的にキレイにして、定着させないことも大切です。大掛かりな方法が必要になる前に、半年に一度は歯科医院で歯の掃除をしてもらうようにしましょう。

 

 

女性の清潔感を奪う歯の黄ばみを落とすホワイトニングの方法をご紹介しました。大人の女性はいくらメイクや髪型をばっちり決めても、口元が美しくないとそれだけで魅力が半減してしまいます。生活習慣や加齢によって少しずつ黄ばんでしまう歯を白く保つことが、若々しさを保つための秘訣だといえますね。

今回は、自宅で簡単にできるホワイトニングの方法を中心にご紹介したので、さっそく今日から輝く白い歯を目指して実践していきましょう!